2015年の春節大型連休期間中、来日中国人観光客の人数は45万人に達し、売り上げは60億人民元(2015年3月1日現在のレートで約1150億円)にも達した。炊飯器といった今までの人気商品は依然として売れていると同時に、温水洗浄便座は今年新たにブームを巻き起こした。

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 旧正月直前、中国浙江省杭州市在住の王さんは大阪旅行中、便座の包装上の「Made in China」という印字に驚いた。そして、生産地は地元の「杭州市」である。

 調査結果によると、生産工場「松下電化住宅設備機器(杭州)有限公司」は2004年に設立し、便座、炊飯器、洗濯機などの生産と加工を行っている。王さんが今回見つけた商品は、松下の中国工場が生産し、日本に輸出した商品で、日本の多くの店舗で中国人向けに販売されている。商品は完全に日本の基準に沿って生産されているため、品質は中国国内の商品より優れているそうである。

 中国杭州製の便座は、日本に輸出された後、また観光客に中国まで運ばれた。某ネットユーザーは、「便座の日本旅行」とツッコんだ。

 この話題に対して、中国のネット上の反応をまとめた。
引用元:騰訊新聞記事コメント
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