2014年12月1日、中国山東省済南市、22歳の王艶紅さんは、マイナス2度の寒さの中で、白血病にかかった兄の治療費のため、焼き芋の屋台を出しながら、募金を行っている。
王艶紅さんは、2013年7月から地元の棗荘市にあるクリニックで看護師として働いていたが、2014年11月中旬、兄の看病のために済南に行った。父は病院に残り、兄の世話をしなければならないため、王艶紅さんは焼き芋を販売して治療費を集めることにした。焼き芋の販売を始めて以来、毎日朝5時に起き、さつまいもを焼き、8時頃に屋台を出す。寒風の中に一日立ちっぱなしで、夜7時を過ぎてようやく帰れる。治療費は70万から80万元が必要であるが、焼き芋販売の一日の利益は180元から200元しかない。
実は、父親は腎臓を売ることまで考えたが、それでも足りない。そして、売ったら体が弱くなって働けなくなるかもしれないため断念した。王艶紅さんは父親のこの思いを知って、家族を支えるために、仕事をやめて済南に駆けつけることを決意した。
兄の王明達さんは今年25歳で、2010年から2012まで部隊で兵役に服していた。今年1月に恋人と婚約をして、幸せな生活を迎えるはずだったが、白血病にかかり運命が大きく変わった。
彼女の強い精神力、強い責任感、家族への思いやりは、多くの人々を感動させた。
引用元:騰訊新聞(記事・コメント)
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王艶紅さんは、2013年7月から地元の棗荘市にあるクリニックで看護師として働いていたが、2014年11月中旬、兄の看病のために済南に行った。父は病院に残り、兄の世話をしなければならないため、王艶紅さんは焼き芋を販売して治療費を集めることにした。焼き芋の販売を始めて以来、毎日朝5時に起き、さつまいもを焼き、8時頃に屋台を出す。寒風の中に一日立ちっぱなしで、夜7時を過ぎてようやく帰れる。治療費は70万から80万元が必要であるが、焼き芋販売の一日の利益は180元から200元しかない。
実は、父親は腎臓を売ることまで考えたが、それでも足りない。そして、売ったら体が弱くなって働けなくなるかもしれないため断念した。王艶紅さんは父親のこの思いを知って、家族を支えるために、仕事をやめて済南に駆けつけることを決意した。
兄の王明達さんは今年25歳で、2010年から2012まで部隊で兵役に服していた。今年1月に恋人と婚約をして、幸せな生活を迎えるはずだったが、白血病にかかり運命が大きく変わった。
彼女の強い精神力、強い責任感、家族への思いやりは、多くの人々を感動させた。
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