2014年10月20日、安倍晋三総理大臣は、政権基盤の安定化を優先させるため、小渕優子前経済産業大臣と松島みどり前法務大臣の「ダブル辞任」という形で早期の事態収拾に踏み切った。

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 小渕優子氏の政治団体が開催した観劇会の収支が大きく食い違っている疑惑が指摘されていた問題で、小渕氏は「国民の理解を得るのは難しい」と判断し、辞表を提出した。一方、松島みどり氏は自身のイラストや名前が入ったうちわを選挙区内で配ったことが寄付行為にあたると国会で追及されたことを受け、「安倍内閣の国政を一日も停滞させたくない」と述べた。

 安倍総理大臣は、「2人を任命したのは私であり、任命責任は首相である私にある。国民に深くおわびを申し上げる」と自らの責任を認めて謝罪した。

 2012年12月発足の第二次安倍内閣で、不祥事による閣僚辞任は初めてである。9月3日の内閣改造の目玉とした女性閣僚のうち、2人が僅か1ヶ月半で辞任し、政権運営に深刻な打撃となる。

 この件に対して、中国のインターネット上の反応をまとめた。

引用元:騰訊新聞記事コメント 続きを読む