中国安徽省合肥市の街角に、孫悟空の格好をしてスイカを販売している人が現れている。彼の名前は「朱克良」で、蚌埠市から来た普通の市民であるが、白血病にかかった6歳の男の子の父親でもある。朱克良さんの息子「龍龍」くんは、2014年の年始に白血病と診断された。それ以来、一家三人は色々な場所の色々な病院を転々してきた。一番大きな支出はやはり治療費であり、医療保険を除いた自己負担も既に50万元を超えて、多い時は一日に1万元もかかった時期もあった。家庭の経済状況はごく普通で、息子も病状が何回か危険な状態に陥ったが、諦めたことは一回もないと、朱克良さんは述べた。

20150622_01

 2014年11月、朱克良夫婦二人とも仕事をやめて、息子を連れて安徽省立病院に入院して治療を受けている。生計と治療費のために、朱克良さんは妻と看病しながら、地元からスイカを仕入れて、病院の側で露店を出してスイカの販売を始めた。息子は孫悟空が大好きなため、朱克良さんは毎日孫悟空の格好をして、少しでも息子に喜びと勇気を与えるよう頑張っている。闘病中の龍龍くんも、目の前の「何でもできる英雄と神様」に対して、「パパも気をつけて、無理しないで」と丁寧に言っている。

20150622_02

20150622_03

 病院の先生たちは、朱克良さんと龍龍くんの事情を知ったら、次々とスイカを買いに来ている。

20150622_04

 この話題に対して、中国のネット上の反応をまとめた。
引用元:騰訊新聞記事コメント 続きを読む